2021年3月2日火曜日

Visual Studio Codeを使った開発環境の構築

 「Getting started with Raspberry Pi Pico」のチャプター8.2.4.にVisual Studio Codeを使ったビルド方法が解説されているのでこちらも試してみることにします。Visual Studio Codeは先にインストールしたVisual Studio 2019とは別物でマイクロソフトが作ったオープンソースなコードエディターで最近ではかなり人気のある開発環境なそうです。

まずマイクロソフトのサイトからダウンロードしてインストールします。https://code.visualstudio.com/download

インストールが完了したらスタートメニューからではなくVisual Studio 2019のDeveloper Command Prompt for VS2019を起動してそこでcodeと入力してVisual Studio Codeを起動します。
これをしないと環境変数などのツールチェーンの設定が正しく行われないと注意が書かれています。
次に、CMakeTools extensionをインストールします。 左側のツールバーのExtensionsアイコンをクリックして(またはCtrl + Shift + X)、「CMake Tools」を検索しリストのエントリをクリックしてからインストールボタンをクリックします。
インストールされたCMakeTools extensionの歯車アイコンををクリックし、[Extension Settings]を選択します。「Cmake:Buid Environment」まで下にスクロールします。 [Add Item]をクリックして、「PICO_SDK_PATH」に「.. \ .. \ pico-sdk」と設定します。 

さらに下にスクロールして「Cmake:Generator」に「NMake Makefiles」と設定します。

次にサンプルプロジェクトを開きます。[File]メニューから[Open Folder...]でフォルダー選択ダイアログを開きpico-examplesフォルダを選択します。[OK]をクリックすると プロジェクトを構成するように求められます。コンパイラーとして「GCCforarm-none-eabi」を選択するとプロジェクトが設定されますので下部にある歯車アイコン+ビルドをクリックするとプロジェクトがビルドされます。


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