Raspberry Pi Picoのドキュメントを翻訳したら需要があるんじゃないかと思ってライセンスを確認したところデータシートの冒頭に「The documentation of the RP2040 microcontroller is licensed under a Creative Commons Attribution-NoDerivatives 4.0 International (CC BY-ND).」と書かれています。ようはクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの改変禁止のライセンスで公開してますよってことらしい。どうやら翻訳は改変に含まれるようなので詳しく見ていくと第2条(a)(1)(b)「翻案物を作成および複製すること(共有は除きます)」となっており翻訳しても良いけど共有してはいけないらしい、残念。
2021年2月27日土曜日
2021年2月23日火曜日
Raspberry Pi Pico発売!
Raspberry Pi Picoが発売されました。スイッチサイエンスで550円(税込み)で出ていますが在庫0(2021/02/23現在)のようで次回入荷は近日中となっています。私も落ち着いたら発注しようと思います。
Raspberry Pi Picoはこれまでのラズパイシリーズと違って、Linuxを搭載しているわけではなくARM Cortex M0+デュアルコアのRP2040マイコンを搭載したマイコンボードになっています。
主な機能:
• RP2040マイクロコントローラと2MByte Flash
•電源とデータ用(および Flash の再プログラミング用)のMicro-USB Bポート
•40ピン21x51「DIP」スタイル1mm厚PCB(モジュールとして表面実装可能)
•26本の3.3V GPIO(うち3本はADC対応)
•3ピンARMシリアルワイヤデバッグ(SWD)ポート
RP2040マイクロコントローラーの概要:
•最大133MHzのデュアルコア Cortex-M0+
•可変コア周波数を可能にするオンチップPLL
•264kByteマルチバンク高性能SRAM
•eXecuteIn Place(XIP)を備えた外部クアッドSPIフラッシュメモリ
•オンボードUSB1.1(デバイスまたはホスト)
•12ビット500kspsアナログ-デジタルコンバーター(ADC)
•2×UART、2×I2C、2×SPI、16×PWMチャネル
•4つのアラームを備えた1×タイマー、1×リアルタイムカウンター
•2×プログラム可能IO(PIO)ブロック、合計8つのステートマシン
SDカードやVGAなどのインターフェイスをエミュレートできます
Raspberry Pi Picoの興味深いところはプログラムの書き込み方法。「ブートセルボタン」と呼ばれる、USB端子のそばにある白いスイッチを押しながらUSBケーブルを接続するとRaspberry Pi PicoがマスストレージデバイスとしてPCから認識されます。エクスプローラからRaspberry Pi Picoのフォルダへドラッグ&ドロップすることでプログラムの書き込みができます。
早く入手して試してみたいです。
登録:
投稿 (Atom)